「正規表現に一致」「正規表現に一致しない」って何?
Googleタグマネージャ
「正規表現」という便利な表現方法なのです
Googleタグマネージャのタグやトリガーの設定を行う際に、
「正規表現に一致」
という言葉が良く出てきます。これってどういう意味なのか分からず、参考サイトに書かれている通りに設定していましたが、何度も出てくるうちに意味を理解したくなり、ちょっと調べてみました。
まず、注目してほしいところが下記の画像(トリガー設定の例)です。「正規表現に一致」を選択する欄には、他にも
「等しい」「含む」「先頭が一致」「最後が一致」「等しくない」「含まない」「先頭が一致しない」「最後が一致しない」
などの選択肢があり、これらの選択肢と同じ役割を果たすものだという事が分かります。
要するに、
「Click URL」という変数を選んだ際に、「どのURLのことですか?」という質問の答えを「等しい」や「含む」や「表現方法の一致」を使って表します。その際に、「等しい」「含む」「先頭が一致」「最後が一致」「等しくない」「含まない」「先頭が一致しない」「最後が一致しない」などでは表現しきれない指定方法を「表現方法の一致」を使って指定できるのです!
Googleタグマネージャを設定していて、一番よく使う組み合わせが
「Page URL」「正規表現に一致」「.*」
という組み合わせの設定ですよね。
これは、「同じトラッキングIDで管理している全てのページのクリック」という意味になります。
「正規表現に一致」の横に良く入力する「.*」はメタ文字と言って、「正規表現に一致」と組み合わせて使う便利な記号のようなものです。
メタ文字の詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。